北信越地区高P連研究大会長野大会
7月4日(木)~7月5日(金)に、2019年度北信越地区高P連研究大会が長野市で開催されました。本校からは、長勢PTA会長、島澤副会長、美谷副会長、木下教頭、山本総務主任の5名が参加しました。
第1日目は、開会式の後、第1分科会から第4分科会に分かれ、各分科会で5県の発表が行われました。本校は、第4分科会「家庭教育とPTA」に参加し、長勢英二PTA会長が、「これからの社会を生きる生徒にどのような力を身に付けさせたいか ~学校と家庭の連携~」と題し、学校と家庭の連携について、2人の生徒の実践事例を挙げて発表しました。発表後に助言者の方からは、「個に対して、保護者や教師だけではなくカウンセラーなど多くの人が関わり、その子にどのような力を身に付けさせるかを検討しているなど、チームで個を育てようとしている姿勢は保護者の方にとってはとても心強い」「スコラ手帳等、成長を本人も自覚できる支援の工夫があり、これにより自己肯定感が高まり、さらなる次の課題を設定して取り組んでいける原動力になっている」といった講評をいだだきました。
第2日目は、「金メダリスト小平奈緒の成長を支えて ~選手の力を最大限に引き出すコーチング~」と題して、信州大学教育学部教授の結城匡啓氏の講演が行われました。講演では、スランプだった小平選手の対応について迷った時に、小平選手の両親の言葉から、選手を信じて、時間を与えて考えさせ、最終的には自分で決めること、信じて見守ることを学んだそうです。現在も選手を指導する上で、「常に自分で考えさせる」「なるべく話をさせて聞く」「最後は自分で決めさせる」ことを大切にしておられ、小平選手と結城先生との信頼関係や絆がよくわかる内容でした。