福祉教養科 授業の様子

福祉教養科では家庭・福祉の知識や技術を基礎から学び、様々な体験や実習を通して「思いやりの心を
育む」学びをしています。
専門教科では、福祉や介護現場で活躍されている方々を講師として招き、授業を展開しています。

今年度の主な授業や活動の様子をご覧ください。

令和6年度 第4回合同HR

 1月24日(金)に第4回福祉教養科合同HRで課題研究発表会を実施しました。

 福祉教養科では、これまでの家庭科・福祉科での学習をもとにして、各自が設定した課題の解決に向けた研究を進めています。

 今年度は、3年次3名の生徒が、甥っ子の好き嫌いの克服を目指した研究や、同居する祖母の食生活の改善を目指した研究、幼児の好奇心を促す手作りおもちゃの研究を行ってきました。

 課題研究発表会では、それぞれの生徒が、これまでの研究成果を堂々と発表しました。また、福祉教養科の後輩や多くの先生方に発表を聞いていただき、良い成長の機会となりました。

 

令和6年度 出前講座

 12月6日(金)に福祉教養科出前講座を行いました。

 当日は、北陸ビジネス福祉専門学校から窪田真由美先生を講師に迎え「生活の中に癒しと潤いを生み出そう~メイク・ハンドトリートメント~」をテーマに講演いただきました。

 昨今は高齢者介護の現場でも美容福祉という考え方が広まってきており、「メイクは人を輝かせる!」ことができるとしてニーズがあるそうです。実際、介護現場からのハンドトリートメントを含むメイクケアセラピーの依頼は多いそうです。

 一通り、お話を伺った後、実際にハンドトリートメントを利用者と介助者に分かれて実践しました。

 メイクがケアに効果がある理由の一つに脳の活動量が向上することがあげられるそうですが、好みのオイルを選んでもらったり、おしゃべりをしながらマッサージしてもらったりすることで脳が活性化するようです。

 体験したあとの感想でも、マッサージしてもらう気持ちよさと温かい人の手のぬくもりに癒されたなど、多くの声があがりました。また、この体験を家族や将来の利用者さんにも行いたいとも書いていました。

 最初は緊張して講師の先生のお話を聞いていましたが、ハンドトリートメントを終えた後は自然と笑顔になり、手がぽかぽかと温まり気分もみんな上がりました。

   

令和6年度 第3回合同HR

 11月8日(金)に第3回福祉教養科合同HRを行いました。

 当日は、新川老人福祉会グループホームしんきろうハウスに伺いました。

 自己紹介の後、2年次の生徒が作った折り紙作品のプレゼントを手渡して、レクリエーションを利用者さんと楽しみました。

 レクリエーションは、「結んで開いて」「じゃんけんリレー」「割りばし落とし」「音楽(365歩のマーチ)に合わせて体操」をチームで熱く競い、時には和やかにみんなで一緒に歌いながらからだを動かしました。

 今回初めて、2年次が主となって司会などを担当しました。慣れないところもありましたが、何度も練習して利用者さんの笑顔で終わることができ、充実した気持ちになりました。

   

 

令和6年度 第2回家庭クラブ活動・地域施設交流会

 9月18日(水)に第2回家庭クラブ活動※・地域施設交流会で特別養護老人新川ヴィーラを訪問しました。

 真夏の暑さが和らぎ、運動会日和のこの日、福祉教養科の生徒6名が訪問し、赤チーム・白チームに分かれ、利用者さんと一緒に「秋の大運動会」を行いました。

 はじめに、チームごとにエール交換を行い、お互いの健闘を祈りました。続いての競技では玉入れ、パン食い競争、熱!どちらが早く通せるか(ひも通し)に取り組みました。熱気に満ち溢れ、どの競技もデッドヒート! 大変盛り上がりました。とても楽しいひと時を過ごしました。

 

 

※家庭クラブ活動とは、家庭科の学習で得た知識や技術を用いて、学校生活や地域生活の課題を解決していこうという活動です。新川みどり野高校では、福祉教養科が中心となって家庭クラブ活動を行っています。

令和6年度 第2回合同HR

 7月5日(金)に第2回福祉教養科合同HRを行いました。

 今回は、特定非営利活動法人わかくさ会本部に伺い、地域施設交流会を行いました。

 学校と事業所についてお互いに紹介した後、利用者の皆さんと一緒にバルーンアーティストNanaさんのバルーンショーを楽しみました。作品が完成したときには、大きな歓声があがりました。

 また、ショーの後には、生徒と利用者の皆さんが一緒にバルーンの剣を作り、交流を楽しみました。生徒は学校での事前練習の成果を発揮し、風船を膨らませるのを手伝ったり、作り方を説明したりすることができました。

 これからも、わかくさ会の皆さんとの交流を深めていきます。

    

 

令和6年度 第1回家庭クラブ活動・地域施設交流会

 6月22日(土)に家庭クラブ活動※・地域施設交流会で特別養護老人新川ヴィーラを訪問しました。

 当日は、福祉教養科の生徒6名、普通科の生徒1名で訪問し、生徒たちが考えたレクリエーションを通して交流を深めました。

 まず、授業で制作したバルーンアートを利用者さんにプレゼントしました。

 次に、「みどり野ちょうろく」の踊りを披露しました。利用者さんは、手拍子してくださったり、「じゃんとこい」と合いの手を入れたりしてくださり、盛り上がりました。

 最後に、フェルトボールを使ったコースターを作りました。利用者さんに好きな色のフェルトボールを選んでもらい、生徒たちが一生懸命針と糸で縫い付けました。出来上がったコースターを利用者にプレゼントすると、涙を流して喜んでくださる方もいらっしゃいました。

 次は9月に交流する計画です。これからも交流を深めていきます。

  

※家庭クラブ活動とは、家庭科の学習で得た知識や技術を用いて、学校生活や地域生活の課題を解決していこうという活動です。新川みどり野高校では、福祉教養科が中心となって家庭クラブ活動を行っています。

令和6年度 第1回合同HR

 5月24日(金)に第1回福祉教養科合同HRを行いました。

 今年度初めて福祉教養科が全年次そろい、顔を合わせました。

 3年次の先輩が本校の家庭クラブ活動について、後輩にわかりやすく説明をしました。来月の特別養護老人ホーム新川ヴィーラでの地域施設交流会について、先輩がどのような活動をするか伝えました。

 また、夏に行われる福祉体験・福祉体験学習の説明を受けました。

最後に、福祉教養科オリジナルの自己評価表の説明を受け、1年間の目標を立てました。生徒たちは一人一人設定した目標達成に向け、粘り強く取り組む1年間にしたいと思いを固めていました。

 


 

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